クラシック音楽手帖

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異版に注意!アルゲリッチのリスト『ロ短調ソナタ』

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誰にでも起こりうる『ロ短調ソナタ』購入の失敗談です。これから購入を検討している方は要チェック、すでに同じ失敗をした方は苦笑いしていてください。

 

マルタ・アルゲリッチの弾くリスト『ピアノ・ソナタロ短調』は、感情豊かな素晴らしい名盤です。このCDを購入する際、気をつけたいことがあります。

 

リスト『ロ短調ソナタ』がリリースされたのは、シューマンの『ピアノ・ソナタ第2番』とカップリングされた、1971年のディスクでした。

初めからこのディスクを選択して購入していれば、問題は生じませんね。

 

 ところが、『ロ短調ソナタ』を収録したアルバムには、異なる仕様のディスクがるのです!

それが『デビュー・リサイタル(原題はPiano Recital)』と題された、1960年収録の金字塔的なアルバムに、1971年収録『ロ短調ソナタ』を加えた特別盤です。

 

『デビュー・リサイタル』のジャケット写真が斜めにの傾いているCDがそれです。

 

私はこの特別盤に関心が向かい、そのジャケットデザインが目に焼きついたのです。

Debut Recital / Martha Argerich

Debut Recital / Martha Argerich

  • アーティスト:V/C
  • 発売日: 1995/02/20
  • メディア: CD
 

 

 『デビュー・リサイタル』には、SHM-CDすなわち高音質CDという盤もあります。こちらはジャケットデザインが通常の斜めでないバージョン。高音質を優先して、こちらを購入しよう!と通販サイトで購入することにしました。実は、それが大きな間違いだったのです。

 

こちらは1960年収録曲で構成されたオリジナル仕様、すなわち『ロ短調ソナタ』を含む特別盤ではありません!

 

デビュー・リサイタル

デビュー・リサイタル

 

 

 というわけで、届いたCDに『ロ短調ソナタ』の表記がないことに、正直凹みました。

 

アルゲリッチの『ロ短調ソナタ』は本当に名盤です。それだけに、みなさんもこんな単純ミスをやらかさないように、くれぐれもお気をつけください。