クラシック好きの休日

隔日更新。特にクラシック音楽と本について。

2018‐2020年に聴いてよかったアルバム5選(ロック/ポップス)

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もともとはクラシック音楽が大好きです。だから、ロックやポップスのCDを買うというのは、よっぽどの影響を受けたものばかりでした。

そんな最近のロック/ポップスCDの傾向を挙げてみます。古いアルバムに最近気づいて、やっと聴き始めたものが、意外と多いです。なお、順番は好きな順位というわけではありませんので、誤解なきようお願いします。

 

1.TOWA TEI『LUCKY』

LUCKY

LUCKY

  • アーティスト:TOWA TEI
  • 発売日: 2013/07/10
  • メディア: CD
 

 

アーティスト自身も意識しているように、全部で38分という短めのアルバムです。全編がよくできているし、まとまっている。一気に聴けます。草間彌生とのコラボでもあって、ジャケットデザインが独特の赤玉模様。ダミアン・ハーストゲルハルト・リヒターを歌詞にもってくる「RADIO」は高橋幸宏、2曲目「Blue for Girls, Pink for Boys」への連結はすごく軽快だ。どことなく全体は未来アジア風テクノ。サンプリングした声の挿入も愉快以上に音楽的。極め付きは椎名林檎の「APPLE」で、意味深です。でも、公式PVでは謎のトレイルランニング


"APPLE" TOWA TEI WITH RINGO SHEENA

 

2.TOMOVSKY『39』

39

39

  • アーティスト:TOMOVSKY
  • 発売日: 2005/01/26
  • メディア: CD
 

 

これも35分程度のコンパクトなアルバム。「骨」「イキツギ」「脳」と続くタイトルからも察せられるように、身体的な歌詞が目立つ。基本的に宅録のアーティストで、それだけに音楽業界のしがらみから自由な曲調。「脳」のライブ配信を見て聴いて、一気に好きになったアーティストです。TOMOVSKY39歳の時のアルバム。


脳 バンドTOMOVSKY

 

3.YeYe『Hue Circle』

HUE CIRCLE

HUE CIRCLE

  • アーティスト:YE YE
  • 発売日: 2013/09/18
  • メディア: CD
 

 YeYeの2ndアルバム。鋭角的な面と神秘的な面がうまく調和した一枚。YeYeの中では日本語率が高くて、歌詞への共感度合いもあって、個人的に好き。謎の歌詞をもつ「プログレ」は音響的に哀愁があって、ぞくっとくる一曲。

 


YeYe|パレード ( from 『HUE CIRCLE』) PV

 

4.ニガミ17才『b』

ニガミ17才b

ニガミ17才b

  • アーティスト:ニガミ17才
  • 発売日: 2018/06/06
  • メディア: CD
 

 中ではこれが一番新しいアルバム(ミニですが)でしょうか。公式HPには

おしゃれ且つ変態な楽曲の表現。というテーマのもと、2016年結成。

 とあるように、相当癖が強いバンドです。歌詞もリズムも。「もつれ」「テクノロジーの鬼」のようなテクノサウンドは、音楽的な変態そのものだと思います。異論ありません。

nigami17.com


ニガミ17才「ただし、BGM」MV (Nigami 17th birthday!! "tadashi BGM" )

 

5.川本和代『No.1 Hippie Power』

カセットテープです。川本真琴デビュー前のデモテープ。デモだから仕上がりは不十分だけれど、歌の真髄がすごく詰まっている秀逸のテープ。残念ながら限定リリースだったので、今は販売サイトに見当たりません。

全部それぞれに工夫が凝らされていてよかった。それなのに当時はほとんど採用されなかったんだろうなと思うと、悲しい。ファンも泣きたくなるよ。この路線で歌っていたとしたら、私は「DNA」より夢中になっていたと絶対思う。これは再発売希望したい。

 


川本和代 (川本真琴) /No.1 Hippie Power

 

最後に

すごく思い切ってそれぞれ購入しては、感銘をうけてきたものばかりでした。時にはニガミ17才のようにマイナーレーベルから郵送で取り寄せて、届いた封筒に怪しげな図柄のハンコがボンと押されていたりして、家族から「また変なの来てるで、ほれ」と怪しがられることしばしば。YeYeもそうだったな・・・。でもそれはそれで、いつもは捨てる封筒を大切そうにこっそり保管していたりして、案外喜んでたりしています。