クラシック好きの休日

隔日更新。特にクラシック音楽と本について。

音楽のこと

ゲルギエフのブルックナーに全然気づいていなかった

ワレリー・ゲルギエフがミュンヘン・フィルを振って、ブルックナー・チクルスをしているようだ。

「ベートーヴェンイヤー」という魔物

2020年、クラシックの世の中では「ベートーヴェンイヤー」らしいです。生誕250周年の。

オイストラフの呪術~プロコフィエフ『ヴァイオリン・ソナタ第1番』

プロコフィエフの魅力に憑りつかれて30年以上の私は、ステレオ録音でもさまざま同曲の録音を聞き比べてきましたが、最終的にはオイストラフに戻ってしまいます。

人生疲れてませんか?そんな時、ブルックナー『交響曲第9番』

人生疲れてませんか?そういう時、ブルックナーでしょう。

一度創られたものは変わらない、という残酷さ

もし、これからの世の中がもっと便利になり(それは十分考えられる)、既成音楽を自分なりにアレンジしたり新しいフレーズと差し替えることが可能な時代がくるだろう。

クラシック音楽の参考書:諸井誠『交響曲名曲名盤100』

唐突ですが諸井誠『交響曲名曲名盤100』って本、覚えてますか?出版社は音楽之友社。わたしが中学生のころ参考書にしていたのが、この本でした。

未来風な音楽の理由~ウォルトン『ヴァイオリン協奏曲』『ソナタ』

先日、「ウィリアム・ウォルトンすごいかも」という記事を書いてあと、頼んでいたCDウォルトンの『ヴァイオリン協奏曲、ほか』が届きました。その感想です。

ユニークな言語世界~アダメク『回って止まって』

オンドレイ・アダメク(Ondřej Adámek)作曲『回って止まって(Ca tourne ça bloque)』は2007-2008年の作品。その奇抜さはサンプラーのメッセージを最大限に活かした「ユーモア」にあるといっていいでしょう。

過去にクラシックブログをしていた話

過去に「クラシック音楽帳」という、それはそれは大それたタイトルの音楽ブログを立ち上げておりました。ところが、結局3年程前に、ぱたんと記事が書けなくなってしまった。

政治的亡霊はどこまで憑りつく?ショスタコーヴィチ『交響曲第12番』

私が貧乏な時でも中古屋さんに手放さなかったショスタコーヴィチ『第12番』のCDがある。ムラヴィンスキーがレニングラードフィルを指揮して、1984年にデジタルライブ録音したものである。

興味深い演奏~プロコフィエフ『ピアノ協奏曲第3番』の動画選

YouTubeのメリットには、「演奏する姿を見ながら聴くことができる」があると思います。家にいながらで一昔前だと、まれにN響のTV放送を見ることができる程度でしたから、だいぶ変わったものです。

2018‐2020年に聴いてよかったアルバム5選(ロック/ポップス)

もともとはクラシック音楽が大好きです。だから、ロックやポップスのCDを買うというのは、よっぽどの影響を受けたものばかりでした。そんな最近のロック/ポップスCDの傾向を挙げてみます。

まるで後期ロマン派~ヴァレーズ『アメリカ』

昔々、晩にFMラジオをつけた途端流れてきたオーケストラの響きに釘付けになったことがある。この音楽の作曲をしたのは誰なのか?

エリック・サティ『映画』をどう聴くか?

エリック・サティの『映画』をどう聴けばいいのだろう?実のところ、岡田暁生『音楽の聴き方』(中公新書)を読んでは、考えが行ったり来たりしている。

砂漠へ、夜へ~沼野雄司『エドガー・ヴァレーズ』を読む(後半)

第5章から雲行きが怪しくなります。壮大なものを計画する一方で、頓挫の連続。音楽の素材が宇宙的規模すぎて、脚本が逃げていく。

このワクワク感は何?シベリウス『交響曲第6番』

夏も終わりになり、せっかく気晴らしにかける音楽も逆効果のこともありがち。個人的には、シベリウスの『交響曲第6番ニ短調』が一番落ち着く音楽です。

【要注目】サイモン・ラトル新譜『利口な女狐の物語』

クラシックCDの新譜情報で、気になるものをひとつ。ヤナーチェクのオペラ『利口な女狐の物語』全曲と『シンフォニエッタ』のカップリングされたSACDハイブリッドが、2020年9月20日に出ます。

才能は人脈か~沼野雄司『エドガー・ヴァレーズ』を読む(前半)

この伝記、相当の意欲作で大部なので、感想を前後に分けて書くことにします。沼野雄司『エドガー・ヴァレーズ:孤独な射手の肖像』(春秋社)です。異様な人脈と生き方、そしてアバウトさに圧倒されまくりです。

意外と良すぎて困った~ウォルトン『ヴァイオリン・ソナタ』

ウィリアム・ウォルトン(Sir William Walton)について、どうやらとんでもない思い違いをしていたかもしれないと、気づきはじめた。

かなり踏み込んだ音楽入門~岡田暁生『音楽の聴き方』

岡田暁生『音楽の聴き方』をひととおり読んだ。かなり踏み込んだ聴き方の解説書でした。

Thank you Nikolai Kapustin!

ニコライ・カプースチンがお亡くなりになりました。今後、新作も自作自演のリリースもないんだと思うと、とても残念。

音楽志向のヒントを含む~『村上朝日堂 はいほー!』

村上春樹『村上朝日堂はいほー!』(新潮文庫)を再読了。音楽にまつわる感慨に耽ることのできるエッセイ集だった。

心の闇の『ヒンデミットの主題による変奏曲』自作自演盤

イギリスの作曲家ウィリアム・ウォルトンの管弦楽曲『ヒンデミットの主題による変奏曲』を聴くたびに、なんともいいようのない感情が溢れてくる。

ギーゼキングのラヴェルは、切れ目なく続く

ラヴェルの音楽をこんな気持ちで聴けるのは、とても不思議だ。ヴァルター・ギーゼキングというピアニストの録音。

売られずに済んだ20%は、厳選された音楽だ

音楽愛好家にとってツライことといえば、買取に出す(手放す)こと。

エリック・サティの音楽は流行るものでもなく

『冷たい小品(でたらめなダンス )』は私のお気に入りの一曲。クラシック音楽というよりもっと軽めの気さくな今風の音楽。でも、1897年の作品。

なんだろう、この心のうたは?「時計台から」

TANAKA OF THE YEAR! (feat.YeYe)の新譜がまた出ましたね。タイトルは「時計台から」。

CDも結構いいと思う

昔のアナログの時代に世間の耳が戻った?と疑問に思うことがあります。

シンドラーよ、そこに愛はあったか?『ベートーヴェン捏造』

かげはら史帆『ベートーヴェン捏造:名プロデューサーは嘘をつく』を読んでみた。

プロコフィエフの音楽には、いつも希望がある

音楽へのときめきを失ったとき、いつも偶然に流れてくる音楽は、決まってプロコフィエフでした。